HDD交換

現在、メインで使用している
mac book pro(core duo 2Ghz)の
HDDを交換してみました。
ノートタイプの内蔵HDD交換ははじめてなので、
記念?に作業の記録をしておきましょう。
今回入手&取り付けをする、新しいHDDは『WD500GB』。

WESTERN DIGITAL 2.5インチ内蔵HDD Serial-ATA 5400rpm 500GB 8MB WD5000BEVT

WESTERN DIGITAL 2.5インチ内蔵HDD Serial-ATA 5400rpm 500GB 8MB WD5000BEVT

このHDDをソフマップで、9370円で購入。
そのほかに購入したのは、HDDケースとトルクスドライバー(T6)。
精密ドライバーは、すでに所有していたものを使用しました。



とどいたHDD。
グレーの半透明の袋に、乾燥剤とともに封入された状態で届きました。



手順は、下記の通り。

  1. 新しいHDDをHDDケースに装着。
  2. 新しいHDDをフォーマット。
  3. macのHDを新しいHDDにカーボンコピーし、クローンを作る。
  4. クローンから、起動テスト。(今回はパスしました)
  5. macbookproを分解し、HDを交換。
  6. 新しいHDから起動テスト。
  7. 元のHDをケースにセットし、使用できるかどうか確認。


さて、まずはWD500GBをHDDケースにセットします。
HDDケースは、秋葉館オリジナルだという、
シルバーのケースを注文してみました。
とどいた商品の箱には黒地に白い文字で
『林檎派』と書いてありました。
椎名林檎ファンには、ピッタリ?(笑)



開けてみると、ケースはシルバーのアルミ製で、
ざらっとした手触りのつや消しの表面加工が施されています。



見た目が、macとコーディネートされていて、
いっしょに置いても、すっかり馴染んでいます。
さすが、林檎派。
結果的にはわりといい選択でした。
firewire400とUSB2.0の使用できるタイプです。



WD500GBをセットするために、
ケース内から基盤を引き出します。
みどり色の基盤が出てきました。



基盤の裏面には、細かい部品がたくさん半田付けされています。



WD500GBを、基盤の上に乗せコネクタを差し込みセットします。
firewireケーブルとUSBケーブルをmacにつなぎます。



認識されたら、macのアプリケーションフォルダ内の
ユーティリティホルダにあるディスクユーティリティを選択。
WD500GBを選択し、ボリュームの方式を、プルダウンメニューから、
パーティションの数をいくつにするか選択します。


ボリューム情報を書き込みます。
フォーマットは、起動ディスクとして使用するために
macOS拡張(ジャーナリング)を選択しました。
フォーマット後、WD500GBのサイズは465.76GBになりました。


次に、macのHDをコピーし、クローンを作ります。
CCCを起動し、コピー元ディスクにmacintosh HDを、
コピー先ディスクに、WD500GBを選択し、
オプション設定を『全てをバックアップ』にします。
『このボリュームを起動可能です。』と表示がされています。
起動ディスクとして、使用可能になるのでしょう。
クローン作成ボタンを押します。
すると、パスワードの入力を求められました。
入力すると、クローンの作成がはじまりました。
深夜だったので、そのまま就寝してしまいましたが、
終了した画面をみると、だいたい3時間程度で、
作業が終了したようでした。
そして、いよいよmacbookproの分解作業です。



外回りのネジ、背面のネジ、バッテリーやメモリのカバーを
外すと見えてくるネジなど、たくさんネジをはずします。
全部で21本だったかな?(もうすでに忘れてしまいました。)



トルクスネジ(T6)もあるので、注意です。
私は、バッテリーを外すと見えてくる、タッチパッドの裏側にあるネジを、
外し忘れていてパネルが外れず、悩んでしまいました。(笑)
あぶないところでした。



右側のパームレスト部分にフックがあり、底部と上面パネルを止めていますが、
いろいろなサイトに記述がある通り、ここを外すのが難しかったです。
小さなマイナスドライバーを突っ込んで外しましたが、
小傷が付いてしまいました・・・。
マスキングテープなどの薄いテープをすき間に入れ込む様に貼ってから、
作業をすれば良かったです。
パネルが外れたら、ディスプレイを傷付けないように気をつけながら、
立てかけておきます。
ガバッと開きました。(笑)
キーボード+上面パネルと本体をつなぐコネクタを外してから
作業するように記載されている記事もありますので、そのあたりはお好みで。



交換するHDは、左のパームレスト部分にあります。



HDDの上に貼付けてあるテープ状の配線を、丁寧に外します。
HDDの右側に、透明の袋に包まれたものが、なにやら押し込んであります。
これも、両面テープ状のもので、軽く固定されていましたので、
マイナスドライバーで、少しづつ外しました。
そうすると、HDDを固定している金具とネジが見えます。
ネジ2本を外すと、金具ごとHDDがフリーになりました。



HDDの両側についているゴムのせいで、動きはニギニギしています。
金具には丸いあなが2つあり、HDDのサイドのゴムにセットする形状になっています。
HDDを浮かせ、丁寧にHDDのコネクタを外します。
からっぽになったHDDベイ。



取り出したモノと、これから取り付けるモノ、
ふたつのHDDを並べて比較してみます。



macから出てきたHDDは『Seagate』社製の80GB。
林檎マークが入っています。
『+5v 0.48A』の記載があります。
新しいHDD WD500GBには『5VDC:0.55A』の記載が。
これは、WD500GBのほうが、15%ほど電流を多く使用する
ということでしょうか。
裏面も比べてみると、WD500GBのほうが、
基盤の端の余裕がかなり少ないです。



取り出したHDDから、両サイドに付いているゴム4コを取り外し、
新しいHDDに取り付けます。



金具も取り付け、コネクタを差しセットします。



とび出したままの透明の袋に包まれた物体をすき間に納め、
リボン状の配線をHDDに押しつけて、無事収まりました。


パネルを戻す前に、内部をチェックすることに。
ごみがたまりやすいといううわさの2つのファンなどを、
目視でチェックしてみましたが、特になにもありませんでした。



状態は非常によいようです。
部品の上にプリントされている文字をみると、
『Assembled in China』の文字が目にとまりました。



そうだとは分っていても、ちょっとイヤなものです。
この黄色いテープの切り方&貼り方、やっぱり雑だよ〜!
などと思ってみたりします。


さて、あとはもとどおりに組み立てるだけです。
上面パネルを元に戻しネジを組んでいきますが、
そこで少々問題が発生しました。
側面のネジと、モニタ取り付け部付近のネジがいくつか、
頭まで入らないところがあります。
上面パネル内部についているネジ穴を、
表のネジ穴とうまく位置合わせないとダメなようです。
いろいろ試してみましたが、パネルを紙1枚くらい、
ほんの少し浮かせ気味でネジを締めるとうまく収まりました。
作業は終了、新しいHDDから立ち上げてみます。
とくに変わったことはなく、無事にいつも通りの画面が立ち上がりました。



いままでのHDも、HDDケースに入れて外付けのHDDとして、
普通に認識されました。
というわけで、無事に終了して良かったです。


すっかりハードディスクが広くなって、気分もよいです。
なんといっても、今のところ最新のmacbookproの
320GBよりも広いのですから、満足です。



作業にあたって下記の記事を参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。


MacBook ProのHDD交換


WD5000BEVT


【写真付】MacbookproのHDDを交換してみました。