PEUGEOT 106

授業も終わって、帰り道、疲れた目をショボショボさせながら
銀座の街をぶらぶらと、東京駅へ向かって歩く。

突然、目がパッと開く。
なんと、『プジョー106』が路駐していた。
RALLYではなく、S16というグレードだが、形は同じだ。
後期型で、1600ccのエンジンを積んでいるヤツのようだ。

コンパクトな車だ。駐車スペースがかなり余っている。
『これが、欲しいんだよな〜』と思いつつ、眺める。
左ハンドルの5速マニュアルだ。
アチェンジも、ワイパーも、ウインカーも
日本車とは全部反対の手で操作するわけだ。
考えただけでも、ワクワクする。

黄色はちょっと目立ち過ぎるかも知れないが、
どうせ乗るなら黄色もいいかな。



車高がかなり低い。
どう見ても、ノーマルぢゃない。
ダンパー&スプリングを交換してあるのか?
いいな〜。OZのアルミを履いている。
マフラーも、ステンレスで出口が結構太め。
どんな音鳴らすのかな?決まっているなあ。(笑)
後ろから見ても、ほんとにコンパクト。
軽そうだなぁ。
これで、きびきび走ったら、きっと気持ちいいだろうなぁ。
『キュキュッ』と曲がって、『フォ〜ンっフォン!』と乾いたいい音させて
走るんだろうなあ。
実車を見ると、一段と欲しくなるなあ。

こういう小気味いい車が、好きなんだよなあ。
いつの日か、乗ってみたいもんだなあ。
いつの日か・・・。



自分の好奇心を、抑え過ぎたらいけないんだろうな。