Angela Aki 鄱

2005年9月14日、待ちに待ったアンジェラのデビューシングルが発売された。
ソニーで予約して、当日宅配で手元に届いた。

HOME

HOME

初めて聴いたとき、ちょっとビックリした。
01.HOME と 02.奇跡 にベースやドラムなどピアノ以外の楽器が
入っていたからだ。何でピアノだけじゃないんだろう?

私は、『アンジェラの歌には、アンジェラのピアノが一番合っている。』
『歌とピアノだけあれば、他には何にもいらないのにな。』と思う。

いつも、自分でピアノを弾きながら、気持ちよさそうに歌うアンジェラが、
ドラムとベースにはさまれて、窮屈そうに歌っている。
ドラムやベースの音で、アンジェラの歌声が前面に出てこない。
とくに、テクニックを見せびらかすがごとく、チョコチョコチョコチョコ
入れてくる、ドラムのおかずは最低。耳障り、蛇足だ。

03.Will You Dance は、ピアノだけなので、私はとっても気に入っている。
アンジェラの歌も、本当に素晴らしい。03.だけ、何度も何度も聴いた。

できることならば『ONE』のように、アンジェラのピアノと歌だけのバージョンを発売して欲しい。
そう切に願っている。
『HOME』も『奇跡』も、曲も歌もとてもいいのに、ちょっと残念。


HOMEを聴いた時、このドラムはいや〜な感じだな、と思ったのだが、案の定。
実は私は、通称『村チン』が、大嫌いだ。この方、椎名林檎のツアー『下克上エクスタシー』や嘉穂劇場での『座禅エクスタシー』の時に虐待グリコーゲンの面子として出ていた。
この人のドラムは、手数は多いがノリがいまいち。いわゆる前ノリだ。
東京事変になってからは、いなくなったので『良かった良かった』と、
喜んでいたところだったのだが、まさか、アンジェラのCDに出てくるとは。
私としては、まさに悪夢。