給食


給食のつづき。


味、これは想像以上においしくなっていた。


まず、ごはん。
これは古米か古古米か?わからないが、
可もなく不可もない感じ。
『安い定食屋で出てくるごはん』
といった感じだろうか。
一応、ふりかけがついていた。
これをかければ、お米の不味さも
カバーできるということかな?



とりあえず、私が子供のころ食べた、
クサイ米ではなかった。
あのころは、ごはんが金物の容器に入っていて、
なんとも変なにおいがしたものだった。


お魚は、ホッケのようだった。
食べようとすると、
アルミ箔が『シャクシャク』という音を立てるので、
部屋中から『シャクシャク、シャクシャク』という音がして、
ちょっといやな感じ。


魚自体は、ちょうどいいくらいの塩味が付いていて、
おいしかった。


洋風おでん。
ちくわ、だいこん、うずらのたまご、
こんにゃくなどが入っていた。
洋風というところがミソで、
うす味でおいしかった。
私が子供のころは、
関東風○○というメニューが多く、
濃い口しょうゆで、しょっからい
味付けのおかずが多かった。


ナッパのアーモンド和え?
これも、上品な味付けで、美味しかった。


あとは、問題の牛乳。(笑)
200mlの紙パック入りだ。


『成分無調整』とか、
『牛乳に相談だ!』とか、
書いてあった。


昔の給食の牛乳は、瓶入りで、
成分調整しまくった怪しい牛乳
だったような気がするが、
いまは違うようだ。


でも、『牛乳に相談だ!』とか書いて、
小学生を洗脳するのは、教育上どうかと思う。


食器はすべてプラスチック製。
私は金物の食器を使っていたような記憶がある。
随分とかわったものだなぁ。
毎日使わされていた、
『さきわれスプーン』の姿は、
見当たらなかった。(笑)


どこへいったのか?
さきわれスプーン。



結局、予想以上に美味しい給食で、
全部残さずキレイに食べられたので、
おっさんの面子はなんとか保たれました。


それに、牛乳残しても先生に怒られなかったし。(笑)


給食のときに、
そばに座っていた子どもたちと
少しだけ話をしたのだが、
素直でいい子達だった。




『子どもの時は、素直でいい子だったのにねぇ・・・。』




いわれませんか?
よくいわれるでしょ・・・。(笑)