帰り道
授業が終わって、帰り道。
最寄の駅で、電車を降りる。
改札を出て、陸橋を歩いて駐車場に向かう。
いつも、だいたい23時半スギだ。
ホームレスが『ワンカップ大関』を飲んで、寝ている。
いつも同じオジサンが寝ているのだが、
なかなか味のある面構えなんだ。
オジサンの前を通ると、かなり臭う。
そのすこし脇では、ブレイクダンスを練習しているアンチャンが3人。
ラジカセを鳴らしながら、踊ってる。
更にしばらく歩いていくと、ストリートミュージシャン?が、
ギターを弾きながら下手糞な歌を歌っている。
いつも『あんたら、練習なら他でやってくれ!』といいたくなる。
『人に聞かせたり、見せたりしたいなら、もう少しやりようがあるだろう。』
と言ってやりたい。
ヤンキーに説教できたら、楽しいだろうなぁ。
私にそんな『度胸』はない。(笑)
街に出ると、霧が出ていた。
春になったからだろう。
駐車場に着き、車に乗り込み走り出す。
かなり濃い霧で、ゆっくりでしか走れない。
家に近づくにつれ、霧が濃くなっていく。
結局、家に着いたのは1時半ころだった。