日記とは?

そもそも日記とは、何だろう。

日記といわれて思いつくのは、中学だったか高校だったかで習った
更級日記』というやつ。中身はすっかり忘れたが。(笑)

他にも、『蜻蛉日記』『紫式部日記』『和泉式部日記』など、
いろいろあった。

昔は、優雅な暮らしをしている人が、日記を書いていたんだろう。

日記を調べていたら『ウィキペディアWikipedia)』の『土佐日記』欄に面白いことが、書いてあった。

☆以下抜粋☆

土佐日記(とさにっき)は、紀貫之が土佐の国から京まで帰京する最中に起きた出来事や思いなどを書いた日記。
〜中略〜
土佐から京へ戻るまでの55日間の紀行を、女の作者を装って平仮名で綴った日記。
〜中略〜
日本文学史上、おそらく初めての『日記文学』であった(※1)が、現代の日記というより紀行に近い要素をもっていた。
〜中略〜
※1:現代で言えば、「性別を偽ったブログ」である。


だそうだ。
土佐日記』が、現代でいえば、『性別を偽ったブログ』???とは
すごい書かれようだが、古来から日記は必ずしも、
『ノンフィクション』ではない、ということだろう。


昨年受講した、W大学の『博物館情報論』という授業で、
岸田劉生』の日記の話題が出た。
後世に、読まれるであろうことを意識して、自分に都合のイイコトを
自分の都合の良いように書いていたらしい。
一緒に暮らしていた、劉生の弟子の日記と見比べると、
同じ日でも、内容が異なるという話で、なかなか面白かった。

私は、こんなに長く日記を書くのは生まれて初めてだ。
昔は『交換日記』なんていうのもあったが、今では死語か?
ブログぢゃ交換出来ないけど、新しい仕組みがあるのかな?
ま、いいか。

yahooで『日記』を検索してみたら、1ページ目はすべてブログ関連だった。

つまり、現在では『日記=ブログ』ということなんだろう。
紀貫之』も性別を偽ったというのだから、現代の日記
『ブログ』は『いわんやおや』というやつ。
でも、ちょっと怪しいくらいが、読んでいて楽しめるのかも知れませんけど。


で、なぜ今日、日記の話題を書いたかというと、
google』のためです。

もうすぐ『1枚目』にあがれそうなもんで。(爆笑)
ここまで読んでくださった方、ゴメンナサイ。