広島出張


線路はつづくよ、どこまでも。
錆びた単線が、茂みの中へと続いている。
線路脇の木々の葉や、草、葛のつたなどが
今にも線路を覆わんばかりだ。



しばらく電車がうごかない日がつづけば、
線路は緑にうもれてしまうことだろうな。


もちろん、走っているのは電車ではなく、ディーゼルカー
ガタン、ゴトン、ガタン・・・と、
懐かしい音がする車両。




ドアの表示は『半自動扉』(笑)
自動だったり手動だったりするヤツ。


ゆられゆられて、1時間半くらいだったろうか。
終点の駅に着いたのは、夜7時半。
駅舎を出て、薄暗くなった街を歩き、
今夜の宿へ向かう。


部活を終えた高校生たちが、自転車で帰っていく。
信号が変わると、数台の車が走ってくる。


しかしそれも、走り去ると静かになる。
車通りも少ない、田舎町だ。



イズミというスーパーがあった。


宿に入る前に、晩飯を食べなければならない。
でも、おいしそうな店も無く、あっというまに宿についてしまった。
しかたなく、宿の前にあったラーメン屋にはいり、
豚骨醤油味の、どうしようもなく濃い味の、
超脂っこいラーメンを食べることに。
かなり不健康な夕食になってしまった。




総じて、


えらいところに来てしまった・・・


という印象。


宿もイマイチ小汚な〜い感じの宿でガックリ。
ネット接続が可能なのが、せめてもの救いだったが。
ヤレヤレ・・・、こんな時もあります。